初めての子連れキャンプで8連泊に挑戦!連泊の工夫&ポイント

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こんにちは、ひろぴです。

コロナで、野外で楽しめるキャンプが人気ですよね。

今年は我が家もキャンプ泊に挑戦しよう!という話になり「海水浴とキャンプ泊」を目的に旅行を計画しました。

初めてのキャンプでいきなり8連泊した我が家の「子連れ初キャンプ8連泊の旅」の記録を残したいと思います。

実は我が家、キャンプ泊は初めて。高速道路に乗って旅をするのも初めてでした。

初めてづくしの旅で、いきなり遠出しキャンプ8連泊。どうなるのか想像できない旅でしたが、無事に帰ってこれました(苦笑)

今回の旅で得た経験を家族の記録として、そしてこれから子連れで連泊キャンプをする方の参考になればと思います。

キャンプ8連泊 旅のルート 

今回の旅のルートはこちら。キャンプ泊8日、11泊12日の旅のルートマップはこちら。

引用:グーグルマップ

<往路>
長野県を出発(AM6:40)
→琵琶湖 湖岸緑地帰帆公園 2泊
→淡路島のキャンプ場 3泊
→東かがわの海岸沿いのキャンプ場 3泊
→東かがわのキャンプ場で知り合った方の家に1泊
→兵庫県の施設(キャンプ場じゃない)1泊
→兵庫県の友人宅 1泊

<復路>
兵庫県を出発→北陸周りで長野へ

兵庫県の友人宅を出発(AM7:40)
長野県の自宅に到着(PM17:30頃)

長野に戻る途中の富山のキャンプ場で一泊する予定でしたが台風が来ていたので、帰りは途中のキャンプ場には寄らず長野に直帰しました。

ファミリーキャンプ連泊 車内を快適にする工夫

夫と私、子供(4歳&6歳)の約2週間分のキャンプ泊の荷物を軽バンにつめこむため、どれだけ荷物を減らせるか?

そして、子供が眠くなった時に座席を倒せるように、車内スペースをどれだけ広くとれるか?を考えました。

車内のスペースを確保!軽バンをカスタマイズ 

軽バンは普段の荷物は余裕で入りますが、2週間分のキャンプ泊の荷物をそのまま詰め込むと、荷物で運転席から後方が見えなくなります。そこで、考えたのが車の天井に棚を作ること。

夫が出発前日に即席で取り付けた天井棚が大活躍でした。これがなかったら、後ろの荷物がえらいことになっていたと思います。

天井棚は売っているので、こちらだけ取付けるだけでもだいぶ違います。

子供を飽きさせない工夫

実は、今回の旅がはじめて高速道路にのる長旅でした。

夫の家族に会いに22時間の飛行機の旅をしたことがありますが、当時は2人も小さくて機内ではほとんど寝ていたので、「機内でどう過ごすか?」を考えたことがありませんでした。

今回は長野県~四国までの長距離の旅。狭い車内でどうやったら子供を飽きさせないか?を考えました。

そして、夫が車内をこんなふうにカスタマイズしました。

お絵描きボード(この上で眠ったり、ごはんを食べることも可能)
 お絵描きが大好きな長女用に考えた、なかなかのアイデア作品。
子供の好きな動画を用意
 子供が操作できるように、音量の調整などを長女に教えました。(このおかげであまり「わ~!」とはなりませんでした)

車内のカスタマイズは、まだまだ発展途中ですが、もっと快適に過ごせるように工夫していきたいです。

 

ファミリーキャンプ連泊 荷物の工夫

長旅となると、どれだけ荷物を減らせるか?が荷物を減らすカギになってきます。

キャンプ泊の荷物について、こちらにまとめました。

  • あってよかったモノ
  • 使わなかったモノ
  • モノを減らすポイント
  • あったら便利なモノ

次回のキャンプをできるだけ身軽で行けるように、今回の旅の荷物準備の反省点を記録します。

活躍したモノ

「これいるかなぁ…?」と思ったけど、持っていってよかったモノをご紹介します。(長期滞在の場合)

【持っていってよかったモノ】

・すのこ(洗濯した服をおく台、砂を落とす際の足場、鍋敷き、テーブル、物置き台etc,大活躍だった)
・バケツ(子供の歯ブラシ、洗濯、食器洗いで大活躍)
・物干しの紐(100均)、洗濯バサミ、ハンガー 
・おまる(小さい子がいる場合は夜、トイレに連れていく手間が省ける)
・長靴(芝生、草の場合、濡れる。雨が降ったあとはぬかるんでいるので)
・やかん(BBQをした後の炭が燃え続けるので、お湯をわかします→次の日ラーメンができる)
・2個目のテント(1つ目は寝る用、2つ目はピクニック用&荷物置き場)
・お薬類(風邪薬)
・虫よけスプレー(必須かも)
・26cm大き目のフライパン(現地調達しました)
・炭火1箱
・ガスバーナー(これがあれば何でも調理OK)

炭火は1箱で十分でした。実際、炭火を使用しての調理は3回ほど。ゆっくりとごはんを作る時間が取れなかったので、ほぼガスバーナーでフライパンを使っての調理でした。

使わなかったモノ

持っていったけど、使わなかったモノも沢山ありました。

【使わなかったモノ】

・長袖Tシャツ
・さい箸
・ボール
・お玉
・木しゃもじ
・カッパ(雨の時は活動しない、むしろ雨が降る前にテントの撤収をした方がいいので必要ない)
・傘(傘をさすほどの雨予報の場合はテントを撤収して移動する方がベター)
・リュックサック(目的にもよるけど、海水浴では使用しない)

洗濯を考えて、3日~4日分の着替えだけを用意。目的場所の天候が分からなかったので「寒いかもしれないなぁ」と長袖Tシャツを持っていきましたが、必要ありませんでした。

雨が降ったら…と考えて傘&カッパを持っていきましたが、雨の日のキャンプ自体は避けた方がいいですね。

今回は幸いお天気に恵まれたのですが、雨の芝生などなかな厄介そうなので、雨が降る前にテントを撤収して車中泊を考えるか違う場所への移動、予定を変更して帰るか?など臨機応変に対応した方がよさそうです。

ただ、雨にも負けないテントを持っている方は、雨の日のテント泊を楽しむのもありだと思います。

ファミリーキャンプ泊であったら便利なモノ

キャンプ泊をしながら、「これあったら便利だなぁ」と思ったモノはこちら。

【あったら便利なモノ】

・ランプ(3つくらいあるといい)
・頭につける懐中電灯(夜は真っ暗なキャンプ場の場合、役に立つ)
・少し大きめのすのこ(今回のキャンプでも一番活躍した。大き目のすのこならキャリーの上においてテーブルとして、シートの上においてテーブルにもなる)
・ソーラーパネル(充電)
・簡易冷蔵庫
・大き目のタープ
・雨&風をしのげる大き目のしっかりしたテント(ベルテント)

キャンプ場の種類、目的によって、必要なモノは違ってきます。(宿泊数&目的地の気候&キャンプの目的)

キャンプ場で出会ったおじさん、なんと1年中テント生活をしているとか!自家発電と冷蔵庫を持っていました。この2つのアイテムがあれば、テント生活もかなり快適に過ごせそうです。

ということで、来年のキャンプ泊用に購入を検討したいと思います。(もう来年の話(苦笑))

モノを減らすポイント

その他、荷物の準備について気付いた事をまとめます。

・滞在する日数以外のモノは持っていかない(例:おむつは半分の枚数でよかった)
・お天気をチェックし、必要以外の服をもっていかない
・大がかりな料理はしないので、料理道具は最低限でよい
・保存食は作らないので、タッパーは1個くらいで十分
・バスタオルは海水浴とシャワーでわけない(1人1枚でOK)
・カッパや傘は持っていっても使わない(雨予報の場合は、テント宿泊自体が難しいかも)
・気候が異なる場所へ行くときは、気温と服装をよく考えて持っていく(9月の淡路・四国は暑くて、ノースリーブ、短パンがもう1枚ほしかった)
・目的に合わせて服を持っていく(海水浴メインの場合は、ズボンは1枚でOK)
・洋服は圧縮袋に入れる(重ばらない)
・着替えは3日~4日分(11泊で3回洗濯(コインランドリーは一度のみ。あとは友人宅&香川で一泊させてもらった家で洗濯)
・夏場は寝袋は2人で一つでよい
・乾きやすい素材の服を持っていく

「もしかしたら必要かもしれない」と思う荷物は、持っていくか迷いますが現地でもすぐに調達できそうなモノはおいていった方がいいかもしれません。

そして、洋服についても、3日位連続で着るくらいの量を持っていくと荷物の量を減らせます。少しくらい汚れていても気にしないのが、身軽キャンプの秘訣。

実際、一日目に履いていたズボンは3日間くらい履いていました。さすがに、夏場のT者シャツは何日も着るわけにはいきませんが2日間着用。

段々、野性的になっていくのがキャンプ泊の魅力です(笑)

 

ファミリーキャンプ、連泊ってどうなの?

「小さい子供がいるから、キャンプ泊は大変かも…」そう不安になる人もいるかもしれませんが、キャンプ泊での過ごし方は、基本的には宿に宿泊する場合と同じ。

暗くなる前に夕ご飯を済ませることがポイントです。

キャンプ場での過ごし方

【キャンプ泊、一日の流れ】
海水浴が目的だったので、朝食後に準備し海水浴へ
海水浴場から帰宅後、お風呂は近くの銭湯を利用。(夏場ならシャワーのある海水浴隣接のキャンプ場を選ぶとよい)
お風呂後、夕食準備。 食事は毎食買い出し(朝は簡単なモノ、昼に夜の分まで買うことも)

洗濯は基本手洗い。コインランドリーのあるキャンプ場でまとめて洗濯していました。

子連れファミリーキャンプ連泊のポイント

小さい子供がいると、急な体調不良など予測不可能なことが多々あります。

小さい子供とのキャンプ連泊のポイントをこちらにまとめました。

【キャンプ連泊のポイント】

・目的を決める(今回は、海水浴&キャンプ泊がメイン)
・無理をしない(移動が長距離になりそうな場合は、無理な計画をたてない(どこかで一泊するなど・手抜き料理)
・予約不要&無料のキャンプ場を探す(炊事場、トイレ、シャワーのあるキャンプ場)と万が一子供が熱を出しても、予定を変更できる
・車が横付けできると便利(荷物の持ち運びがかなり楽になる)
・子供が小さい場合は、有料のキャンプ場で、ある程度の便利さを確保する方が快適には過ごせる
(ゴミ捨て場あり、AC充電、オートキャンプ場、区画に水場あり)
・風邪をひかせない、常備薬持参(海水浴のあとは必ずvixを塗って、風邪予防)
子連れ連泊のポイントは「無理をしない」というのが一番のポイントです。
旅先での子供の体調不良も心配でしたが、家でいつもしている風邪予防策を毎日して、旅を楽しめる工夫をしました。
 

子連れで連泊キャンプ泊をする時の注意点 

今回は、未就学児(4歳&6歳)の子連れキャンプ。子供がいると、あまり無茶できません。
連泊キャンプで気をつけるポイントはこちら。

・天気予報をチェック!台風の時期は避ける
・子供の体調不良を考慮に入れる

天気予報をチェック!台風の時期は避ける

実は、今回の旅の目的地は長崎県の壱岐島でした。

大阪⇔福岡港⇔壱岐島のフェリーを予約し、壱岐島のキャンプ場の予約をしようと思ったら「台風が来てますよねぇ…」と、思いもよらない回答が返ってきて冷や汗が出ました。

「え?!台風来てるんですか!?知らなかった……」

旅行の計画を立てたのが9月。そう、台風の季節です。長野県在住なので台風の影響をほとんど気にしたことがなかった我が家は、キャンプ泊はもろに台風の影響を受けることを考慮に入れていませんでした。

フェリーも欠航するかもしれないことも頭にありませんでした。それから、天気予報とのにらめっこが始まったのですが、天気予報だと台風は数日で去っていきそうな感じだったので、一安心。

と、思ったら今度は……

子供の体調不良を考慮に入れる

実は…..出発前日、子供が発熱!子供の足を触ると熱くて、「え~~!!このタイミングで!?」と思いました。

まさかの事態が起きて、翌日のフェリーに乗ることが難しそうだったので、フェリーをキャンセルして急遽、行き先を変更。壱岐島旅行は全部キャンセルしました。(泣)

壱岐島の天気が心配だったので、一応キャンセル料が無料のホテルを予約していましたが「キャンプ泊できそう」だと思いキャンセルしていたのが不幸中の幸い。そうじゃなかったら、キャンセル料100%払うことになっていました。

予約が必要なホテルだと、子供が体調を崩したらキャンセルしなくちゃいけないので、旅行の計画が立てづらいですよね。

そういう意味では、予約不要&無料のキャンプ場は柔軟に変更できるので、おすすめです。

天気が荒れそう、子供が体調不良の時は、残念ですがキャンプは見送った方がいいですね。無理をしてキャンプをしても楽しくありませんから。

 

どんな目的で、どんなキャンプ場に泊まるのか?

キャンプ場にも色々な種類があります。

初心者キャンパーの我が家は、今回のキャンプ旅行でテント泊できる場所が色々あることを知りました。

快適さ&便利さもそれぞれ異なるため、どんな目的でキャンプをするのか?で、テント泊する場所を選べばいいと知ることができました。

それぞれの【キャンプ場の特徴】とテント泊した感想はこちら。

キャンプ場の特徴】

①BBQのできる普通の公園(炊事場なし、トイレのみ)
初のファミリーキャンプ泊は、なんとバーベキューOK&テント泊している人もいる普通の公園で2泊しました!
高速道路が長旅になりそうだったので、こちらはとりあえず中間地点としてテント泊。
夜は、トイレも真っ暗なので連泊には向いていません。

近くに、大きなスーパー&銭湯があることを条件に探しました。基本的に、現地に行ってみて、同じようにキャンプ泊している人がいるか?安全面などを考慮しながら、テント泊する場所をきめました。野生の感も大事です(笑)

②オートキャンプ場(車の横付け可能、AC充電、各区画に炊事場あり)
初めてのテント泊が普通の公園というわりとハードル高めから挑戦したので車が横付けできて、充電できて区画に水場がついていて、その便利さに感動しました。

子供が小さいうちは、無理をせず設備の整った有料のキャンプ場に泊まるのがいいかもしれません。ただ、個人的な感想としては、人口的に作られた場所なので、少し物足りなさを感じました。

田の浦野営場(予約不要&無料、簡単な炊事場、シャワー(冷水)、トイレあり)
海水浴場が目の前。キャンプ場ではなく野営場。管理人室はありますが、常在はしていません。もし何かあっても責任はとりませんよ、というスタイル。
立地感と便利さ、雰囲気と開放感では今回の旅の中では一番でした。

毎朝管理人さんが見回りにきていたので比較的安心して宿泊できました。無料ですが、簡単な炊事場、シャワー(冷水)、水洗トイレがあり綺麗でした。夜は、自動電灯で人が通ると電気がつきます。

 

まとめ

高速道路初乗り、キャンプ泊、はじめてづくしだった今回の旅。家族4人、軽バンで遠出することをみんなに心配されて挑みましたが、心配をはねのけてとても充実した旅でした。

今回の旅の教訓は、

・キャンプはお天気に左右される
・子供と一緒の旅は体調不良などもあり、予測不可能

そして、もう一つ。今回の旅の一番の収穫は、

何もない暮らしってこんなにシンプルで楽しいんだ

これが一番大きな気づきでした。

普段どれだけのモノに囲まれて、そのモノを得るために時間と労力を費やしているか

資本主義的な暮らしを改めて見つめ直すきっかけになった旅でした。

おもちゃも何もない空間で、ただただ自然の中で子供達が本当に楽しそうに過ごしている姿をみて、

「あぁ、子供は自然とこんなに調和する生き物なんだ。何もなければ、自然にあるものがおもちゃになるんだ。子供は遊びの天才だ」と強く思いました。テントの設営も手伝ってくれたり、ないならこれで代用しよう!と頭を使い暮らし自体が学びになるんだと実感。

次回は、炭火の火加減をもうちょっと工夫して、肉が焦げないようにしたいですね。あともうちょっとキャンプ飯を作ってみようと思います。

次回のキャンプは近場になりそうですが「飽和状態の生活を見つめ直す」という意味でも気づきの多いキャンプ、これからも続けていこうと思います。

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