こんにちは、ひろぴです。
世の中は空前のパンデミックで、海外がとても遠く、幻の様な存在になりつつある今日この頃。
うちも
「今年あたり夫の家族に会いにマルティニーク島へ行きたいな~」
なんて思っていたのは去年の話。
でも、ぶっちゃけそんなお金はないざんす(笑)カリブまで家族4人で滞在費あわせて100万近くするんで、そんな簡単に行けません!
というわけで、一度企画してオジャンになった「異文化交流会」を我が家でひっそりと開催。
実は人口2400人の村に、フランス語を話せるママ友が2人います。
2人ともフランス滞在歴があって、Aちゃんはなんとフランスの会社の日本法人に17年間勤務経験あり、2年間の駐在歴のある方で、仏語はビジネスレベル。(すごっ!)
ただ、単にフランス語を話すだけじゃ物足りなそうな夫は、Aちゃんとフランスの社会問題について論議をかわしておりました(笑)
ところで、異文化交流って日本でも色々な所でやっていますよね。
地域コミュニティ中心の小さなものから、大きなイベントのものまで様々。
地方に移住する前は、周りに日仏カップルがいたんで、よくみんなで集まってました。
私達がどんなことをしていたのか、異文化交流からどんなことが学べるのかを、改めて考えてみました。
異文化交流会って何するの?
色々な形があると思うんですけど、異文化なんで「異なる文化」を体験する、ということです(そのままやん)。
日本とは違う文化を持つ外国人との交流を通して、世界を知る、日本を知る、ということですね。
今まで夫が参加してきた交流会はこちら
①子供キャンプでの日本人の子供達との交流 ダンスを踊る
②カフェでのカリブ料理体験&交流
➂会話カフェでのフランス語レッスン
①子供キャンプでの日本人の子供達との交流 ダンスを踊る
異文化交流を推進している非営利団体からのお誘いで、夫が2泊3日の子供キャンプの先生として呼ばれたことがあります。
「マルティニークのダンスを学ぶ」というプログラムがあり、日本人の子供たちは楽しく踊ってたといっていました。
余談ですが、日本人の子供たちの規律の良さに驚いた、と言っていました。(!)
まず、子供達にとって外国人は「見た目も違うし話す言葉も違う」という「違い」の認識を学ぶことができます。この「違い」について子供たちが学ぶのは大事なことなんじゃないかと思います。
日本の学校に「いじめ」が多いのもこの違いを認められないことからきていますよね。
(あとは、自分がいじめられない様に、1人をターゲットにしていじめる、というのもあると思いますが)
例えばフランスでは多民族、多言語国家なので言葉や容姿の違いは当たり前です。
みんな違って、当たり前ですから。(黒人差別はまた別の深い問題)
うちは田舎に住んでいるので、保育園~中学校までクラスは一緒。
1クラス13人、保育園から一緒だと「うちの子がちょっと違う」ことにも慣れているので、容姿によるいじめはないと思うんです。(そう願う)
これから、日本の少子化がもっと進み、日本だけの市場じゃ回らなくなると思うんです。
そうすると、日本の企業は今まで以上に海外進出をしないといけなくなるんじゃないかと。
だからこそ、異文化交流はこれからの社会コミュニケーションにも必要なスキルだと思うんです。
②カフェでのカリブ料理体験&交流
地方に移住してくる前は「マルティニーク島のイベントしよう」と誘われて「カリブ料理+マルティニーク文化の紹介」イベントを何度かやったことがあります。
レストランを一日貸し切りして、事前にイベントに予約してくれた人と、マルティニーク料理を楽しむイベント。
ご飯食べたあとは、マルティニーク音楽を流しながら、踊ったり話したりして過ごします。
日本ではラム酒・音楽が好きな人だったら、マルティニーク島を知ってるかもしれないですね。
でも、私も夫と結婚するまで知らなかったくらいなので、かなりマイナーな島です。
「マルティニーク島ってどこにあるの?」
「どんな料理食べるの?」
「日本から飛行機で何時間かかるの?」
とまぁ、こんな具合に料理をたべながら、終始和気あいあいな雰囲気です。
カリブ自体のイメージが「南国で陽気そう」なんで、みんな音楽にのせて開放的になっていました。
日本とは違う文化に出会う事で、日常のルーティーンから離れて、思考をリセットできるのも異文化交流の魅力の1つかなと思います。
➂会話カフェでのフランス語レッスン
私の大学時代のクラブの先輩で、会話カフェのスタッフをしているAちゃん。
そのAちゃんからの誘いで、夫がたまにフランス語の先生をしていました。
会話カフェなので、ざっくばらんに話す感じで「○○会話教室」とはまた違った雰囲気です。
参加者は、フランス留学経験者、フランス語勉強中、フランスに興味がある、などバックグラウンドは様々です。
この会話カフェ、今はコロナの影響でなかなか開催することが難しいみたいです。
地方に移住して3年目。
そろそろ、何か活動したいなと思って、最近始めた移住先での「異文化交流」。
小さい規模ながら続けていきたいなと思っています。
コミュニティが小さいので、もっと人を巻き込んで、なんならインターナショナルスクールでも開こうか、と思ったり(笑)
ちなみ、うちの長女のクラスは13人、次女のクラスは7人。
田舎なので、クラスは1つ。(笑)
もしかしたら、子供たちのクラスがみんなフランス語話せなくても、理解できてたら面白いな(笑)
異文化交流会でどんなことが学べるの?
具体的に、異文化交流に参加すると、どんなことが学べるのでしょうか。
私が考える、異文化交流で学べるこ事はこの3つ。
- 世界と日本の価値観の違いを知れる
- 外国を知る事で日本を見つめ直せる
- 外国語を学べる
世界と日の価値観の違いを知れる
日本は島国で、単一民族、単一言語です。
自分から、外の世界を知ろうとしなければ、知る機会はありません。
だからこそ、積極的に日本とは違う価値感をもった外国人と接することは’’違いを受け入れる’’という意味でとても有効だと思います。
また、日本には比べる価値観がないので、他者と違うことを認めるのが苦手ですよね。
日本の教育もしかり「みんな前みて前ならえ」はどうなんだろう、と思います。
みんなと違うことは個性であり強みです。
ただ、ここをはき違えると’’他者と違う’’ことに劣等化を持ってしまうこともあるのではないでしょうか。
おそらくここが、日本人がよく感じる「生きづらさ」につながっていくかと。
グローバル化がもっと進む日本においても、異文化交流の意味はありますが、日本人同士でもこの「違い」を認めることは、生きづらさを感じている日本人にとって、処方箋の様な役割をしてくれる様な気がします。
外国を知る事で日本を見つめ直せる
外国を知ることで「日本を逆に見つめ直す」ことができます。
私も3年ほどフランスに留学していましたが、フランスに住んでみて、改めて日本のいい所もみえました。
日本を知りたければ、一度日本を出て「外から見てみる」という視線も大事ですね。
また、外国人に日本のことを聞かれた時に、恥ずかしくない様に答えられる知識をつけておくことも必要です。
誰かに教える、ことで逆に日本への知識も深まります。
外国語を学べる
異文化交流会への参加は、語学を上達させるチャンスです。
外国語を一人で学んでいても一方通行で、イヤになっちゃいますよね。
でも、実際に外国人と交流する機会があれば、外国語学習へのモチベーションアップにもつながります。
よく、外国語習得で言われるのが「外国語を上達させたいなら、恋人をつくれ」という、もはやキャッチフレーズ。
異文化交流するなかで、未来のパートナーに会える可能性もあったりします。(話がズレました💦)
まとめ
「異文化交流とは何か?」と聞かれたら、それは違う価値観をもつ人に出会うこと、ではないでしょうか。
今までの概念をぶち壊す様なモノに出会った時、けっこう楽になったりしますよね。
そして、自分の人生に取り入れていけば、豊かな人生を送る手助けになるはずです。
移住とかもそうですが、違う価値観も持った人が、地域に入ってくることで、その地域が逆に活性化します。
これから日本には、もっとボーダーレスな世界がやってくるかもしれません。
新しい自分の出会えるチャンスでもある、異文化交流、コロナで人に会いづらい今だからこそ、オンラインでつながってみてはどうでしょうか。
私も最近、無料のオンラインイベントに参加して、現地に住んでいる日本人の話を聞いたりしています。
今度、アフリカベナンの方が日本で立ち上げた、バッグブランドのオンライン交流会に参加する予定です。
また、報告しますね~。
バッグブランドのオンライン交流会はライガーモブという会社が主催しています↓
参考にして下さい。
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出典:Tiger Mov
A bientot!
ひろぴーでした。
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