寒~い地方の冬の保存食、切り干し大根を作ってみた!

地方移住
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こんにちは、ひろぴです。

11月に入りグっと寒くなりました。朝、カーテンを開け、窓の結露をとるのが日課になっています。

この時期、田舎の道を散歩すると、民家のベランダには大根や柿が干されているのをよく見かけます。

私の祖母も、冬の時期になるとよく冬の保存食として、大根を干していたのを思い出します。そんな田舎の風景を見ながら、私も大根を干してみようと思いたったわけです。

実は、切り干し大根には鉄分が豊富で、妊娠中よく食べていた食材の1つ。切って干すだけで、栄養満点の切り干し大根ができるなら、自分でも作ってみない手はないです!

自慢じゃないですが、わたくし、かなりズボラです。そんなズボラさんでも簡単にできちゃう栄養満点の切り干し大根を作ってみたレポートです。

あ、あとですね…….大根を干そうと思ったきっかけが2つありまして。そちらもご紹介します(どうでもいいって?(笑))

 

ズボラさんでもできる切り干し大根の作り方

↑切り方、超ズボラ~

「切り干し大根の作り方」は、切って干すだけです(苦笑)

料理の用途によって、色々切り方があるようですが、今回は煮物用に5mmにカット。

【切り干し大根の作り方】

<材料>
・大根2本(1本で煮物1回分くらい)
・干しざるor干しかご

<作り方>
大根を5mmほどにカットして、ざるに並べ1~2週間ほど干す

<注意点>
・基本的には、外に出しっぱなしでOK。
・夜間は霜&夜露にあたらないように屋根の下へ入れておく
・雨があたらないように注意
    

使用したのはこちらの「万能干しかご」Mサイズ38×38×H57cm

ホームセンターで売っています。

田舎暮らしの必需品!と言えるくらい、保存食を作る際に便利な「万能ほしかご」。
一つあると、とても便利ですよ。

 

切り干し大根を作ろうと思ったきっかけ

 

仕事でお世話になっている農園で、商品として出荷できない野菜をおすそわけしてもらっています(ありがたすぎて涙)

また、農園では大根取り放題のイベントなどを行っており、ちょっと形のいびつな大根や、大きすぎる大根を大量に買うことができます。

で、今まさに大根の出荷真っ盛り!ということで、出荷できない大根がたくさん出ます。なんと、規格外の大きすぎる大根は、収穫すらせずに畑においてきぼりにだそうです。

本格的な冬を迎える前に、そんな大根たちを使って冬の保存食「切り干し大根」を家で作ってみよう!と思いつき、実験してみました。

ココが凄い!切り干し大根の高い栄養価とは?

一週間後の大根↑水分が抜けて切り干し大根っぽくなってきました

切り干し大根の何がすごいのか?色々調べてみるとその栄養価の高さに驚きました。

生の大根に比べて、カルシウム23倍、鉄分32倍、代謝を促すビタミンB1&B1は20倍
その他、便秘&動脈硬化予防などの嬉しい効用も。

栄養価が高くなる理由は、太陽の光を浴びることで酵素が活発に働き、アミノ酸などの新たな栄養が増えるそうです。

大根作りに適した時期は、冬の寒い時期。2週間ほどでしっかりした歯ごたえになり、ミネラル、糖分が増えます。

大根を干す時期は、空気が乾燥している冬が最適

日光&感想した冷たい風が大根をよく乾かしてくれるそうです。

まとめ

栄養価が高い切り干し大根、妊娠中によくお世話になりました。鉄分を多く含む切り干し大根&こうや豆腐の煮物はよく作っていましたよ。

今回はじめて挑戦してみましたが、切り干し大根を作ってみて色々考えさせられました。

昔、祖母が冬の時期になると大根を干していたのを思いし、何もなかった時代の先人の知恵は凄いなぁ、と改めて思います。

昔の人は、自給自足はもちろんのこと、生活で使う道具も手作り。お金を払えば何でも手に入る今とは違い、自らの手を動かし自分たちで作ることが当たり前だったんですよね。

そして「食料やモノを大切にし無駄にしない暮らしをしていきたい」と、改めて思いました。

あと一週間ほどで食べられるようなので、またつくレポしますね~。

 

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