こんにちは、ひろぴーです。
2019年に日本のほぼ中心に位置する小さな村に移住してき我が家。
村の人口は約、2415人(令和)。
ちなみに、隣の大きな市は373,231人 。
つまり、人口は○○市の人口の1/154。
小さい村なので、ほぼみんな顔みしりだったりします。
うちは特に、良くも悪くもダンナが外国人なので目立つのです。
それまで大阪に暮らしていた私達は、都会の窮屈さ&子育て環境を考え、もっと自然に囲まれてのびのびと子育てしたいと思い、移住を決意しました。
そんな小さな村の移住の実態として、移住3年目のひろぴーの視点からご紹介していきたいと思います。
地方移住の実態、3つのポイント
・小さな村に移住を決めた理由
・移住後の仕事について
小さい村だからできること
最近、さらに小さい村だからこそ一致団結できるパワーが凄いなと感じています。
移住者の多いこの村では、みな様々な活動をしています。
たとえば、
・染色家
・陶芸家
・レストラン、カフェ経営
・工芸
・有機農業
・養鶏
・大工
ほんとうに、面白い人が多いです。
みんな田舎で暮らしたい、という夢やビジョンをもって移住してきているから、同じ様な考え方や暮らし方、生き方をしていきたい、という共通点があるんですね。
つい最近、同世代の移住者&地元の人が集まり、みんなそれぞれの思いを集結して一つの力にしよう、という動きが活発になってきています。
村の未来について真剣に考え始めました。
・学校給食を100%オーガニックにするための活動
・毎週日曜日にゴミ拾い
「自分たちの村を、もっと楽しく、より自然に近い暮らしを、一人一人の思いを集め大きな力にしよう」という思いから、未就学児の子供を持つママを中心に集まって、アレコレ未来について妄想しています。
思考が似ている移住者が集まる小さい村だからこそ、何か新しい事をやる時のエネルギーの気が集まりやすく、実行に移しやすいんです。
なんなら、村長に直談判とかできそうな雰囲気です。
1人1人が村作りに参加できることが小さい村の最大の魅力だと思います。
この村に決めた理由
子供ができてから、地方移住を考える人も多いと思います。
私ひろぴーもその一人で、移住当時2人目がおなかにいて、妊娠7カ月でした。
ズバリ、この村に決めた理由は
・空き家になっている祖父母の家、実家にも近いから
祖父母の土地をいつか耕して、自給自足の生活をしたいと密かに思っていた私。
祖父母&実家から30分というのが魅力的でした。
でも、最大の理由は村営住宅がタイミングよく空いていた、からです。
人生はタイミング!
ちなみに今現在私が住んでいる村営住宅は全部で20戸ほどで、3年間の間に4件の世帯が引っ越していきました。
理由は
・病院通いで不便になり隣町に引っ越し
・ダンナさんの仕事の関係で冬の通勤が大変で隣村へ引っ越し
・村内の家がみつかったので、お引越し
でも、長い方は20年近く住んでいます。
皆さん事情がそれぞれですね。
ところで、
移住を考えた時、こんな疑問&不安がフツフツとわいてきました↓
②ご近所付き合いが大変じゃないか?
➂同世代の子供はいるのか?
④家はどうやってみつけるのか?
➄高熱費・車維持費が気になる
⑥買い物は不便じゃないか?
➆小児科はあるのか?
⑧寒さ・雪が心配
移住を決めた村は積雪が多く、隣村にはスキー場もあります。
ダンナも仕事がみつかるか全然メドがたってませんでした。
移住して丸3年経った今、実際に移住して暮らしてみてどうだったのかをお伝えしていきます。
①~⑧の悩み&疑問の答え1つずつ解説していきますよ~。
地方に仕事はあるのか?
地方移住を考えた時、まず始めに誰しもが頭によぎる疑問
「地方に移住したいけど、仕事はあるのか不安・・・」
過去の私もそうでした。
簡潔にいうと
○○村 → あるにはあるが、求人が少なく地元の人が多く働いているため競争率が何気に高い
結論からいうと、村に移住したければ起業準備をしてくるべし!
その理由は
遅かれ早かれ、起業した方が田舎では楽しく暮らせます。
「起業して自分たちのペースで時間を使いたい」
と思って移住してくる人が多いと思うので、どうせなら田舎で自分たちのリズムで、仕事&自己実現する方が何十倍も楽しく暮らせます。
先にご紹介した様に、移住してすぐ起業する人も私の周りでもチラホラいます。
・苔ショップ
・工芸・服・鞄、他暮らし&食のお店
・有機農業
・パン屋
もちろん、移住後にやりたいことが見つかり起業した人もいます。
・陶芸
・蚕
・ラベンダーオイル制作
田舎だからこそできる自分が好きな仕事に就けたら最高ですよね。
ちなみに、私は【染色・養蜂・精油】作りに興味があります。
とにかく、何でも自然の恵みでできる物は自分の手で作りたい、と思って移住してくる人が多いんじゃないでしょうか。

でも、みんながみんなすぐに起業できるわけじゃないよね?
働き場所のない小さな村にはどんな仕事があるの?
そうですよね~。
村にある仕事のほんの一例をあげてみます。
・飲食
・郵便局
・建設関係の事務
・地場産の店員
・スポーツ施設のインストラクター
・収穫作業
・ホテル施設の清掃員
・食品工場
あれ?けっこうある(笑)
村営施設がけっこうあるので、雇用が作れているのかもしれません。
でも、有効求人倍率は高く空きがないと入れない、という印象はありますね。

村で仕事を探す以外の他の方法はあるの?
それ以外の方法だと、
家族がいる方には特に、協力隊員として派遣されるのが一番賢い移住の仕方かもしれません。
とりあえず、最長3年まで隊員として働ければお給料は保証され、その間に起業の準備もできます。
でも、協力隊員の枠を勝ち取るのも大変ですし、そもそも応募条件にあってなければ、応募できませんよね。
でも、田舎は逃げません。
そして、あなたの移住へのタイミングを作るのはいつもあなたです。
だから、果報は寝て待てと待ってみるのも手です。
地域おこし協力隊は、田舎で本当に自分がしたい事を最長3年かけて見つけることが可能です。
地方での働き方~番外編~

自分のペースで、農のある暮らしもしたい!でも、もう会社に縛られて働きたくない!そんな人はどうすればいいでしょうか?
わかります!
まさに、ひろぴーも地方移住を考えた時に「半農&○○」の働き方をしたい!と思っていました。
私&移住友達の例をあげてみます。
②有機農業×ストレッチトレーナー
①在宅ワーク
特に、未満児の子供がいるママにおすすめなのが在宅のお仕事。
私、ひろぴーもそうでした。
ひろぴーは今現在、在宅ワーク×収穫のお手伝いをしています。
「村内の求人が少ないけど、子供の送迎のことを考えると近くがいい」
と思い、村内の食品工場で時短パート(9時~16時、月~金)をしていました。
でも、長くは続けられませんでした。
子供が2人共未満児で、同時に入園。
当時1歳の次女が発熱の嵐で、仕事を休みまくりました(フルタイムで、月8日しか出勤できなかったことも・・)
あげくの果て、
「お子さんがこんなに休むのは○○さんの対応の仕方が悪いからじゃないですか?」
と言われダブルショック。。。
次女が年少になるまでは「在宅で何とか成果を出していこう」と思いきってパートを辞めました。
②有機農業×○○
移住4年目の知り合いのご夫婦をご紹介します。
有機農業×ストレッチトレーナー
移住する前に、移動しても稼げる何かしらのスキルを持っておくと、とりあえずの収入を確保することができます。
まさに、芸は身を助けます。
・奥さん:前職はパン屋&ボディテラピスト&ストレッチトレーナー
現在育児をしながら、お菓子販売に向けて準備中。
2人共ストレッチを教えることができるため、農業の手が空く時にストレッチを個人で教えたり、村のスポーツセンターでも教えています。
手に職 = 移住後、すぐに活かせる場があり移住先にも溶け込みやすい
保育園でよく会うママさん(移住者組)で、家族で引っ越してくる場合、ダンナさん会社員というカップルは少ないというか、いないかもしれません。
みんな社畜生活に疲れて、違うことをしたいと思って移住してきているので、納得もできますよね。
まとめ
いかがでしたか?
簡単におさらいしてみましょう。
小さない村だからできることは一人ではなく、村民と自己実現
・学校給食を100%オーガニックにするための活動
・毎週日曜日にゴミ拾いで村に未来をみんなで考える
こんな村に憧れてひろぴーが移住を決めた理由はこちらです。
・空き家になっている祖父母の家、実家にも近いから
あれ?けっこう単純。。。
でも、村営住宅が空いていたから、というのはとてもラッキーでした。
とにかく庭付きの1戸建てを探していたので。
タイミングは大事!ですね
移住後の仕事についてはこの3つが主な働き方です。
・アルバイト・パート
・地域おこし協力隊員
移住って、なかなか勇気が要りますよね。
「都会暮らしが性にあわない」
都会の様にセカセカしてないので、何もしてない時間が不安になることはありません。
何もしない時間を楽しむことさえできます。
「仕事がみつかるか不安」
そんな方はまず、市町村の窓口に問合せしてみることをおすすめします。
住宅、仕事情報などから集めてみるといいですよ。
私ひろぴーも、まずは村のホームページを見ることから移住の準備をしました。
田舎は人口は少ないですが、都会にありがちな孤独感はありません。(東京は人口が多すぎるゆえに、孤独・・・)
この小さな村に仲間がいることで、支え合って生きていけるんじゃないかなと思っています。
ここまで、読んで頂きありがとうございました!
次回は②ご近所付き合いが大変じゃないか?について、掘り下げていこうと思います。
A bientôt ! ひろぴーでした~
コメント